2019.02.01 Friday
ぼうしやさん、よんさい。
2019年2月1日。
おかげさまで3年が終わり、4年目に入りました。
4回目のこの日を無事に迎えられたことを本当にありがたく思います。
昨日は当日不在にする予定を知っていたカナちゃんが、『前祝いしましょう!』とケーキを買ってきてくれて乾杯し、
夜には福岡の とにかく明るい山川さん の息子のサクからボイスメッセージで『ぼうしやさんよんさい。
のりちゃんしあわせだね〜。』と笑声が届きました。
当日の朝にも友人知人からお祝いのメッセージをいただき、心優しい仲間に支えられていることを実感しました。
私は誰かの会社の設立日を覚えているだろうか。。。そうおもうとやはりこの女性たちの素晴らしさを感じずにはいられません。
ありがとう、ありがとう!
帽子屋さんの誕生日かぁ、いいな。
3歳のchisakiはどうだっただろう。
会社をスタートする年に、3年間はやりつづける!と決めていたことがあってそれはこの3年間スタッフとお針子さんと皆でやり続けてこれました。
これは私たちにとって頑張ったよね!と言えるできごとで、お客様の声にも支えられて、それがじわりじわりと自信にもつながってきました。
喜んでいただけるとそれがやり甲斐につながり、また頑張ろう!っていうモチベーションににもなるのです。
誰かの役に立てたとか、よろこんでもらえたというような経験と実感は、人の成長を助け、心を豊かにしてくれるように思います。
デザインし、手を動かし作り、お届けする。
この一連のことを3年間繰り返し繰り返し、その都度改善点が見つかればクリアにして、実直に誠実にやってこれたのは
間違いなくスタッフの存在があったから。
彼女たちの存在なしでは、成し得なかったと思います。
そして、この3年でスタッフにもお針子さんにも生活の変化があって、人生でおこる奇跡のような出会いや命の誕生や成長を見せてもらいました。
これらはわたしの毎日に自分のことのように、キラキラとした彩りを与えてくれ、そしてそれを守って行きたいと思わせてくれました。
それらの出来事は、わたしを自然と強くしてくれています。
昔みたいにガチガチに肩に力は入っていません。
この感じ、なんだろう。
穏やかに体の芯からパワーがみなぎる感じです。
4年目のチームchisaki。
みな知り合ってもう10年以上一緒にいて、その分、年も重ねてきました。
20代だったあの子ももう40手前かぁ。
お針子ちゃんのお腹にいたあの子ももう7歳。
感慨深いなぁ。
今のわたしは若い頃と同じような働き方は望んでいないし、今の私たちにできることの精一杯をやろうと思っています。
体を酷使することもあった3年間でしたが、今年はもう一度内側をみて足元を少し整理して、また次へのジャンプの踏切が正確にできるようにしたいとおもいます。
一般的には、飛びながら走りながら足元も一緒に整理して、止まっている暇なんてない!あまい!と言われそうですが(かつての自分の働き方がそうでした)、わたしがいま大事にしたいことがスピードでも、遠く、高く飛ぶことでもなく、一つ一つ自分たちが心地よくできる環境の中で『いいね!』って言えるところに着地して、続けていくことなので、これでいいと思っています。
しっかり働いて、しっかり休む。
(言葉にするととても簡単ですが、つい働きすぎる私たち。。。)
それぞれの家族、パートナーとの時間、自分の時間も大切に、限られた時間をできるだけ自分の思い描いた人生を生み出すために使って欲しいし、自分もそうありたい。
時間は有限で誰にも等しくあって、使い方だけがその人に委ねられる。
委ねられたこの権利がしっかりと行使できるような会社でありたいし、働くことが悦びになるような仕事を続けていきたい。
その環境を作るのがわたしの責任の一つだと思っています。
仲間がいることがわたしのモチベーションの源でもあります。
コンパクトな会社でしかできないことが、私たちの強みになっていきますように。
ものづくりを誠実に真面目にやりづつければ絶対に大丈夫!という時代ではないこともわかっていますが、まずはわたしはココに立っていたい。
そこから見える答えの中で時代にそって、お客様にもそっと寄り添えるようなものをチーム一丸となって作って行きたいと思っています。
ワクワクして、身につけるとなんだかいいよね!と言ってもらえるようなものが届けられたなら、作り手としてこんなに嬉しい
ことはありません。
4年目もどうぞ佳い年になりますように。
これからもスタッフ、お針子ちゃんとみんなで喜びも苦労も共有して、どんな時もお互いに敬意を払い、思いやり、できる限り優しくいられますように。
お客様、CHISAKIに巻き込まれてしまったみなさま(笑)どうぞ4歳のCHISAKIも宜しくお願いします。
ちさき😊